我々はフィリピンのダバオにファウンデーションを設立してダバオに住む日系フィリピン人への法手続きを行うことで定住者ビザにて日系人を日本へ招待しております。
右側の写真は、日本とフィリピンの国交正常化60周年を記念してフィリピンを訪問中の天皇、皇后両陛下が2016年1月28日、日系人の代表者らと面会し、戦後の苦労をねぎらわれたときの写真です。
同国では戦前、麻栽培などの労働者として渡った日本人男性が現地の女性と結婚して家庭を築いたが、戦争の犠牲になったり、終戦で強制送還となり、残された子供ら日系人は差別を恐れ出自を示す書類を処分したため、無国籍となっている人も多いのが現状です。
政府は日系2世、3世だけでなく4世の定住者ビザ発行をも検討しており 様々な事情で海外に残ってしまった日系人への在留資格付与について前向きに動いております。
弊社ではより1人でも多くの日系人に日本に在留する資格を付与できればと思っております。
2018年7月1日から日系4世も日本へこれるようになりました。6ヶ月または1年間の期間を付与され就業もできます。(定住者ビザ)
通常、入管の取次業務は行政書士ですが日系4世の入国の場合はボランティアのサポーターが取次業務をおこないます。申請人は日本語能力N4またはN3相当を持つ必要があります。
在留資格更新申請を在留期限3か月前にすることで更新の可能性もあります。
定住者は就労制限がないので今まで技術人文国際の認定しかこれなかった日系4世にとってはありがたい制度です。
日系2,3,4世は定住者ビザを入国後取得できるため就労の制限なしに就業することができます。介護業界では就労ビザを取得するためには介護福祉士の国家資格をとらなければいけないなどハードルが高く永住者定住者が重宝されております。
弊社では国内に住んでいらっしゃる永住者定住者の介護業への派遣を積極的に行っております。